OSS の Web アクセス集計ソフト Piwik 〜サーバー移転でも集計切らさない Tips〜
講師:山本 貴司
担当:日本Piwikユーザー会
レベル:入門編
対象者:・Web アクセス集計を行う予定のかた
・Web アクセス集計を組織の内部で行いたいかた
前提知識:・Google Analytics などで Web アクセス集計を行ったことがある
・Web アクセス集計とはなにかを知っている/聞いたことがある
Piwik は他社にログを渡すことなく独自で Web 解析を可能にする OSS です。
このため、自身でサーバーを借りたり買ったりして、Piwik 動作環境を構築しなければなりません。
誰の手助けなしに解析できる以上、これは仕方がないないことですが、運用していくうち厄介なことがおこります。
・Piwik のバージョンアップ
・サーバーリースアップ
・安価で性能のいい VPS がでてきてそちらに乗り換えたい
・バックエンドで動いている MySQL を MariaDB にして高速化したい
・アクセス数増大でサーバーにメモリー足したい
・RedHat7 系に移行したい
このようなメンテナンスを行う場合は少しくらい Piwik の集計を止めてもよさそうなものですが、Web のアクセス数が事業の
実績の参考指標なんかになっているときは厄介で、メンテナンス中 Piwik の集計結果が見られないことは許してもらえますが
「集計の抜け」は許されません。メンテナンスの期間中「集計の抜け」が発生すると宣言したとたん Google Analytics は
そんなことはない、果ては Piwik は欠陥だといわれる始末です、あぁ。
このセミナーではメンテナンス中でも「集計の抜け」を極小化する方法をご紹介します。実は JavaScript ベースの
トラッカーによるリアルタイム集計についても Piwik ログのインポートプログラムで「集計の抜け」の解が用意されています。
もちろんそもそも Piwik ってなにってことも最新版の Piwik 3.0 をふまえて実際の画面を見せながらご紹介します。
まだ使ったこともない方もお越しください。
【カテゴリ】Web アプリ/運用管理/オープンデータ