Plone5を通じて知る、OSSプロジェクトの進化と適応の物語 〜 US PyCon 2016 基調講演の日本語での再演
講師:安田 善一郎・寺田 学
担当:Plone Users Group Japan
レベル:入門編
対象者:Plone/Zopeに興味のある方、OSS CMSの継続開発・進化に興味ある方
前提知識:特になし
本講演は、Plone Foundation のCris Ewingによる PyCon 2016 の基調講演 "Adaptation in OSS" を日本語で再現するものです。
オープンソースエンタープライズCMSであるPloneはPythonで作られており、初代パブリックリリースから15年の歴史を持ちます。
プログラミング言語 Python のコミュニティイベントとして世界最大のPyConに、今年はPlone を統括管理する財団である
Plone Foundation からCris Ewingが招かれ、基調講演を行いました。講演の概要は以下のとおりです。
1. イントロダクション
オープンソースCMS Ploneとコミュニティについての誕生から現在に至るまでのAdaptation =「適応」の物語です。
2. Ploneの誕生と普及
前段としてPloneがどのようにして生まれたのか、そして普及と成長の経緯をお話します。
3. Ploneに訪れた変化
Ploneは広く普及するのと同時にいくつか大きな問題を抱えていました。これらに対応することが後の適応につながりました。
4. 適応を果たしたPlone5
この結果、進化の過程を経て適応を果たしたPlone5が生まれました。その適応の内容とはどのようなものなのか。おもに技術的な面をお話します。
5. さいごに
適応の考え方はWebシステムだけに限ったものではありません。このパワフルなコンセプトは他のソフトウェアプロジェクトでも使えるものです。
【カテゴリ】Web アプリ