2016-11-05 (土) 16時15分
授業で使ってみた音関連OSS -Sonic Piを中心に-
講師:立花 宏
担当:首都大学東京
レベル:入門編
対象者:PC上で音や音楽を扱うことやプログラミング、その教育に興味のある方
前提知識:特になし
Sonic Piは、英ケンブリッジ大での開発者によるDJのライブコーディングや子供からのプログラミング入門用に活用されています。Raspberry PiだけでなくMacやWinでも使え、音響合成のSuperColliderをRubyで扱いやすくしたシステムであるため音質も優れ、
入門用としても注目されつつあります。
多数のシンセ音源、サンプル音源、エフェクタ、コードやスケールのデータを持ち、プログラム上でリアルタイムに操作することが
可能です。また、既存のMIDIデータをMuseScore等でMusicXMLにし、Sonic Pi用に変換して活用することもできるので、
既存の曲を元にして演奏を楽しむこともできます。その他、Audacity, Aria Mestosa, Sonic Visualizer, Mixxx, Processing,
PureDataなど(全てOSS)を単独または組み合わせて教養の授業等で活用していますので、その概要を紹介します。
【カテゴリ】教育/プログラミング言語/音楽