2015-10-03 (土) 11時00分
PG-REXで学ぶPacemaker運用の実例
講師:東 一彦(Linux-HA Japan Project)
担当:Linux-HA Japan Project
対象者:PacemakerによるHAクラスタの運用者
前提知識:「PG-REX」についての予備知識
(以下資料を一読いただけると理解しやすいと思います。)
Pacemaker+PostgreSQLレプリケーションで共有ディスクレス高信頼クラスタの構築
http://linux-ha.osdn.jp/wp/archives/3589
PostgreSQLを高可用化(後編) 〜レプリケーション編〜
http://linux-ha.osdn.jp/wp/archives/3404
PacemakerとPostgreSQLのレプリケーション機能を組み合わせた「PG-REX」(*)は、共有ディスクを
使用しない安価な構成で、商用運用にも耐える可用性を実現することができます。
このPG-REXを含むPacemakerによるクラスタ構成は初期構築後、実際の故障が発生した際に
その効果を発揮しますが、ログやコマンドが複雑で、フェイルオーバの原因を突き止めたり、
その後に正しい状態に復旧する方法がわからない、といった問い合わせを受けることが多々あります。
そこで、デモでも使用しているPG-REXを例として、故障内容によるPacemakerの挙動の違い、
および原因解析方法、復旧方法を、実例を挙げながら網羅的にご説明します。
* PG-REXのコミュニティも立ち上げ、普及に努めています。
コミュニティURL:http://osdn.jp/projects/pg-rex/
【カテゴリ】高可用クラスタ/Linux/運用管理