【OSC.Gov】iSPP調査報告:「東日本大震災 被災地住民の情報行動から学ぶ」
講師:会津 泉(情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)共同代表理事)
対象者:情報通信関係者、自治体、非営利団体、メディア、住民の方
レベル:初級〜中級者向け
「情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)」が昨年7月に実施した、東北三県(岩手・宮城・福島)の被災地住民の皆さんを対象に、地震発生直後から 3 カ月後までの情報行動についての調査結果を報告します。
この調査は、インターネットによるアンケート調査と、面談調査から構成され、面談調査は東北の ICT 関係者・NPOメンバーに調査員となっていただき、被災現場へ赴いて被災者と面会し、調査を行ったもので、場所と時間により、住民の情報行動が大きく異なったことを実証するものです。
【講演者プロフィール】
1952年仙台市生まれ
多摩大学情報社会学研究所主任研究員・教授
(財)ハイパーネットワーク社会研究所副所長(兼任)
情報支援プロボノ・プラットフォーム共同代表理事
1952年仙台市生まれ。1980年代はパソコン通信の、90年代はインターネットの普及を推進。97年より2000年まで、マレーシアでアジアにおけるインターネットの普及、国際的な政策課題の研究・実践に取り組む。2000年東京に戻り、ICANN、デジタルデバイド問題、世界情報社会サミット(WSIS)、インターネットガバナンスなどのグローバルな政策議論に、市民社会メンバーとして参加、利用者中心のネット社会の発展をめざす。2011年東日本大震災後、「情報支援プロボノ・プラットフォーム」設立に加わり、ICT活用による支援活動に従事。
主な著書:『パソコンネットワーク革命』(日本経済新聞社)、『進化するネットワーク』(NTT出版)、『アジアからのネット革命』(岩波書店)、『インターネットガバナンス』(NTT出版)、『3.11被災地の証言』(共著・インプレス)。
訳書:『スカリ−』(早川書房)、『バーチャル・コミュニティ』(三田出版会)『スマートモブズ』(NTT出版)ほか。
■情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)
http://www.ispp.jp