OSCオンライン京都 開催レポート
〜リアル会場から配信した学生企画は動画アーカイブで!〜

OSCオンライン京都 開催レポート
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2022年7月29日-30日(土)「オープンソースカンファレンス2022 Online/Kyoto」が開催され、セミナー、ミーティングの他、京都企画、出展者の独自企画を実施しました。
今回も京都リサーチパーク主催の「KRPフェス2022」に参加しました。

<開催のまとめ>

開催日:2022年7月29日(金)〜30日(土)
会場 :オンライン(Zoom/YouTubeチャンネル)

タイムテーブル
1日目 2トラック、12セッション+2独自企画
2日目 5トラック、20セッション+地元企画+1独自企画+2LT

→ Twitterハッシュタグタイムライン:#osckyoto
→ セミナー動画(タイムテーブル形式 1日目2日目
→ セミナー資料(まとめページ

<参加者の声(事前のアンケートより)>


– 一人で種々調べ、悩んでおりますので、少しでもヒントになるものがあればと思って参加します。
– 学生企画のみオフラインなど、新たな取り組みがあってよかったですね!
– 来年こそはオフラインで開催できることを願ってます
– 毎月開催ありがとうございます。楽しいです。
– いつも楽しいひと時をありがとうございます。
– 実際の会場に足を運んで人と話すことができなくなったのがやはり残念です。また会場でのイベントやってほしいです。


今回のアンケート回答者の中から抽選でプレゼントされた書籍です。当選者の方おめでとうございます!

いちばんやさしい新しいサーバーの教本
OSSライセンスを正しく理解するための本
オープンソースの教科書
・同人誌セット(技書博モウフカブール親方Project
認証と認可 Keycloak入門
Scratchであそぶ機械学習
はじめるNotion 使いかたを自由にデザインするための、基本、コツ、アイデア
5さいからのプログラミングえほん
事業分析・データ設計のためのモデル作成技術入門
最短突破 LinuCレベル1 バージョン10.0 合格教本[101試験,102試験対応]

<セミナー>

32セッション、学生企画、LT、独自企画がZoomとYouTubeでライブ配信されました。

OSC京都ローカルスタッフ有志一同による学生企画のみ、リアルな会場で実施・配信されました。
地元の会場からの配信は、2020年4月にオンライン開催に切り替えて以来、初めての試みでした。
OSC京都の会場としてお馴染みの「京都リサーチパーク」で学生とゲストで以下のセッションが行われ、LTやインタビューなど、会場の雰囲気も伝わる楽しい企画になりました。

【学生企画】自己紹介ライトニングトーク大会
【学生企画:2コマ連続】学生から社会人にインタビュー 〜その道のツウに聞いてみた〜
【学生企画】学生だけどなんか質問ある?みんな集まれ、愉快な学生のQ&Aコーナー

学生企画のアーカイブ動画

こちらの「OSC2022オンライン京都:学生企画の再生リスト」にまとめていますので、アクセスしてご覧ください!

学生企画の担当者とゲスト登壇者のコメント

・「動画で自分自身について話す機会が初めてだったため、非常に緊張しましたが無事にイベントを終えられて良かったです。」(京都女子大学/上續)

・「スタッフとゲストだけとは言え現地に集まってのOSC参加は3年ぶりで,学生たちは頼るべき先輩もいない(頼りない教員がいるだけw)中でよくがんばってくれたと思います.OICの人たちと協力してイベントを運営したことが彼女たちにとって良い経験となれば,と祈っています.支えてくださった皆さんに感謝します.」
(京都女子大学 教員/宮下)

・「(自称)その道のツウとしてお呼ばれして何年かぶりにKRPに行けました!リモートだと相手の反応が見えなくていまいちノれませんが、今回は会場で学生さんと登壇者間の双方向・リアルタイムなリアクションがあって、やっぱりリアルイベントは楽しいなあと改めて感じました。ボケとツッコミはリアルタイム性が命!」
(インタビュー1のゲスト木村さんより)

・「自分からなにか企画することや自分が主体になり行動することがなかったのでとてもいい経験になりました。」(京都女子大学/森井)

・「初めての他校との協同ということもあり、緊張や不安もありましたがそれ以上の経験をすることができ、私にとってはとても良い勉強になりました。」(大阪情報コンピュータ専門学校/長道)

・「このようなイベントに参加させていただくのはとても光栄なことで、学生インタビューやライトニングトークは私の中でも凄く良い刺激になりました。」(大阪情報コンピュータ専門学校/吉田)

Twiiterでの感想

セミナーの感想などは、Twitterでもたくさんツイートされていますので、ぜひご覧ください。
ハッシュタグ #osckyoto のタイムライン

おすすめセミナー動画

セミナーを実施した講師から、セミナーのポイントを紹介します。
アーカイブ動画を見る際に参考にしてください。

【MTG】NetBSDのご紹介

担当:日本NetBSDユーザーグループ
講師:蛯原 純(The NetBSD Project/developer)

2011年以来、OSC京都の展示にはご当地OMRONのワークステーションLUNAを中心に展示してきました。
今回はエミュレータnono上でオムロンのワークステーション LUNA-88K用のNetBSD実装であるNetBSD/luna88k の起動テストを行っています。
かつて日本語変換技術開発/海外でのBSD&MACH移植に利用されたワークステーションをエミュレータ上で再現し、コンパイラのサポートが止まった歴史的遺産となるCPUについて、最新の知見をどのように適用し、新しい解釈と存在する意味をあたえていけるのか考え中です。(講師:日本NetBSDユーザーグループ 蛯原)

データベースエンジニアのための、MySQL HeatWave MLによる機械学習入門

担当:MySQL Community Team (Oracle Corporation)
講師:山﨑 由章(MySQL Community Team (Oracle Corporation))

MySQLを拡張してオラクルクラウド上で提供している MySQL HeatWave Database Service に新しく機械学習機能が追加されました。この機能を使うと、MySQLだけで機械学習のモデル生成や推論、説明などを実現でき、データベースエンジニアの方が手軽に機会学習を活用できます。このセッションでは、機械学習の概要を説明した後に、MySQL HeatWave ML(Machine Language)でどんなことができるのかを説明しました。データベースエンジニアの方が機会学習に興味を持つきっかけとしても、活用して頂ければ幸いです。
(講師:MySQL Community Team (Oracle Corporation)山﨑)

<懇親会>

オンライン懇親会は、乾杯でスタートです。今回の開催について話したり、会場で実施していた時の思い出話をしたり、講演された方も混ざって様々な交流が行われました。

[乾杯!オンライン懇親会のスタート!]

コロナ以前のOSC京都では、京都タワーのビアガーデンで懇親会をしたことがありました。現地で企画に参加したメンバーから「またいつかココでみんなと打ち上げしたいですね」と写真が送られてきました!

<終わりに>

開催したオンラインイベントごとの再生リスト(Youtubeチャンネル)タイムテーブルからのリンク(1日目)(2日目)を作成しましたので、当日参加できなかった方は、ぜひ動画配信でお楽しみください。

今後の開催は、8/28(日)の「OSCオンライン山口」(LT形式)
9/3(土)の「オープンデベロッパーズカンファレンス(ODC)オンライン」です。
参加登録はこちらから(connpass)

皆様のご参加をお待ちしています。

■今後の開催スケジュール
https://www.ospn.jp/

OSPN Press 第137号 (2022/7/27発行)

OSPN Press 第137号 (2022/7/27発行) はコメントを受け付けていません
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■ 今後の開催は・・・「OSCオンライン京都」「ODCオンライン」です!
■ 開催報告・・・・・「OSCオンライン北海道」開催を終えて
■ 開催レポート・・・ OSC2022オンライン北海道 開催レポート

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OSCオンライン北海道開 催レポート
〜屋外中継、ヨガ、パネルなど今年も充実の北海道企画!〜

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〜屋外中継、ヨガ、パネルなど今年も充実の北海道企画!〜 は
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2022年6月25日(土)「オープンソースカンファレンス2022 Online/Hokkaido」が開催され、セミナー、ミーティングの他、北海道企画、出展者の独自企画を実施しました。

<開催のまとめ>

開催日:2022年6月25日(土)
会場 :オンライン(Zoom/YouTubeチャンネル)

セミナー/ミーティング/独自企画(6トラック、42セッション+2LT+独自企画)
→ Twitter:#osc22do

→ セミナー動画(タイムテーブル形式
→ セミナー資料(まとめ

<参加者の声(事前のアンケートより)>


– 初めての参加になります。友人との会話でオープンソースに興味を持ちました。よろしくお願いします!
– 今回は生体認証、RPA、OSSAJ企画に興味があります。よろしくお願いします。
– 今回は北見工大の学校祭があるらしいので北見からオンラインで参加します
– 今年も様々な企画楽しみにしてます。どこいくのかなー?
– 社会人との交流が楽しみです

今回のアンケート回答者の中から抽選でプレゼントされた書籍です。当選者の方おめでとうございます!

いちばんやさしい新しいサーバーの教本
OSSライセンスを正しく理解するための本
オープンソースの教科書
遠くへ行きたければ、みんなで行け ~「ビジネス」「ブランド」「チーム」を変革するコミュニティの原則
・同人誌セット(技書博モウフカブール親方Project
カオスエンジニアリング
リーダーの作法
認証と認可 Keycloak入門
達人が教えるWebパフォーマンスチューニング
プロジェクトマネジメントの基本がこれ1冊でしっかり身につく本
図解でやさしくわかる ネットワークのしくみ超入門

<セミナー>

42セッションとLT、独自企画がZoomとYouTubeでライブ配信されました。

開催地の特別企画としては、以下のプログラムが実施されました!
[北海道企画]OSC2022北海道のしおり
[北海道企画]LOCAL学生部による発表
[北海道企画]カレーカンファレンス2022
[北海道企画]レジェンドLT登壇者と語る会
[北海道企画]ロングヨガの時間
[北海道企画]北海道コミュニティパネル(2コマ連続)
(企画の各動画はタイムテーブルのA会場からご覧ください。)

ここからは、セミナーを実施した講師、聴講していたスタッフから、おすすめのセミナーのポイントを紹介します。
アーカイブ動画を見る際に参考にしてください。

【MTG】NetBSDのご紹介

担当:日本NetBSDユーザーグループ & 北海道 *BSD ユーザーズグループ
講師:蛯原 純(The NetBSD Project/developer)

nono は NetBSD とかで動作する OMRON LUNA-I/LUNA-88Kのエミュレータです。今回、新しくリリースされたnono 0.4.0では、LUNAに加え、SHARP X68030向け NetBSD/x68k が動作するようになったので、実際にNetBSD上のマシンで起動してみました。OSC北海道でのブース展示では、北海道 *BSD ユーザーズグループ ささきさんによるVT220J/VT382の展示がありましたが、今回もVT382展示がありました。全国各地古今東西の機器展示ができることに気がついたので何かみんなに見せたい機器やグッズがありましたらおしえてください。(日本NetBSDユーザーグループ 蛯原)

【iCARE秘伝のSlackアプリを初公開】GJ Carelyであなたの会社にも温かい文化を作ってみませんか?

担当:株式会社iCARE
講師:寺井 省吾(Development本部 サーバーサイドエンジニア)

技術に関するセミナーが多い中、iCAREの組織文化や初めてのOSS開発に挑戦した際に経験した体験談を包み隠さずにお話しさせていただきました。OSCには初めての参加でしたが、他社、そして自分以外の人には語ることができないオリジナルな内容を伝えられることに対しては胸を張って登壇することができました。アドリブで話した部分も含めて自分の発表の時間や、他の方の登壇内容、新たな人との出会い、最後の懇談会まですべてが楽しかったです!今後もOSCには登壇や参加など様々な形で関わっていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。(株式会社iCARE 寺井)

株式会社iCAREさんの社内Slackで稼働しているSlackアプリ「GJ Carely」を「Twitter GJ Carely」として社外サービス化&OSS化した時の苦労とiCARE Devチームの取り組みをお話されていました。利用者全員が良い気持ちになれる社内アプリが社外サービスとして利用できるようになったのは、とても良いなと思いました。そして、OSS化もされているので、私の所属している研究室のSlackでの運用を検討したいと思いました。今回の開発でチーム内の衝突を生んでしまったようですが、それが良い影響にもなっているみたいなので、必ずしも衝突が悪いわけではないのだと思いました。iCARE Devチームで取り組んでいる、ミートアップがとても興味深いテーマのものが多かったので、参加してみようと思いました。(LOCAL学生部 辻永)

実演で魅せる!ノーコード/ローコード~まだまだ広がるRPAの世界~

担当:RPACommunity札幌
講師:松岡 光隆(RPACommunity主催)・はなっち!(RPACommunityUiPath Talk主催)・Λ(らむだ)(RPACommunity札幌、苫小牧・千歳主催)

OSC北海道へは3年連続3回目の参加です。今回はUiPathxGoogleスプレッドシート、WinActorxPower Automate for Desktopの連携についてLIVEデモを行いました。この連携事例はのようにRPAの活用範囲はますます広がっています。RPAやDXについて学びたいという方は、ぜひRPACommnityへご参加ください。皆さまが観たい知りたい情報を発信するイベントを毎週開催しております。来年もより一層充実した内容にできるよう頑張ります!(RPACommunity札幌 Λ(らむだ))

[北海道企画]LOCAL学生部による発表

担当:OSC2022北海道実行委員会
講師:LOCAL学生部部員 工女日記、猪俣晴生、市毛大渡、大坂友(発表順)

本セミナーでは、LOCAL学生部の活動内容や4名の部員から最近やっていること、体験したことについて発表がありました。LOCAL学生部は、一般社団法LOCAL内の部活動のことで、北海道内の技術系学生が場所や世代を超えて人や技術との繋がりが持てるように活動している集まりです。
学生部部員の発表内容として、はじめに工女日記によるコミュニティ参加についてや猪俣晴生さんによるイベント立ち上げについて、市毛大渡さんによるU-16プログラミングコンテスト、大坂友さんによるHaskellで小規模OSの自作に挑戦という発表でした。コミュニティ参加やイベント立ち上げの発表では学生目線からの課題、運営について語られていました。また、U-16プログラミングコンテストやOS自作に挑戦では技術的な課題や、その乗り越え方の話をされていました。
LOCAL学生部部員が持っている勢いや熱を感じられる良い発表になっていると思いました。
(LOCAL学生部 工女日記)

<懇親会>

オンライン懇親会は、乾杯でスタートです。北海道のドリンクやお酒、食べ物を用意している方もいらっしゃいました。OSCに参加された方、講演された方も混ざって様々な交流が行われました。

[乾杯!オンライン懇親会のスタート!]

<終わりに>

開催したオンラインイベントごとの再生リスト(Youtubeチャンネル)タイムテーブルを作成しましたので、当日参加できなかった方は、ぜひ動画配信でお楽しみください。

次回のOSCは、7/29(金)-30(土)の「OSCオンライン京都」です。
参加登録はこちらから(connpass)

皆様のご参加をお待ちしています。

■今後の開催スケジュール
https://www.ospn.jp/

OSPN Press 第136号 (2022/6/22発行)

OSPN Press 第136号 (2022/6/22発行) はコメントを受け付けていません
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■ 今後の開催は・・・「OSCオンライン北海道」「OSCオンライン京都」です!
■ 開催報告・・・・・「OSCオンライン名古屋」開催を終えて
■ 開催レポート・・・ OSC2022オンライン名古屋 開催レポート

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OSCオンライン名古屋 開催レポート!〜地元企画も盛り上がりました〜

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2022年5月28日(土)「オープンソースカンファレンス2022 Online/Nagoya」が開催されました。
セミナー、ミーティング、独自企画のほか、地元スタッフの企画も実施されました。

<開催のまとめ>

開催日:2022年5月28日(土)
会場 :オンライン(Zoom/YouTubeチャンネル)

セミナー/ミーティング/独自企画(6トラック、28セッション+総合案内チャンネル+独自企画2+LT)
→ Twitter:#oscnagoya

→ セミナー動画(タイムテーブル形式
→ セミナー資料(まとめ

<地元企画>

毎年人気のOSC名古屋の公式キャラクター、リリーちゃんのポスターです。
文字が入っていないバージョン(こちらをクリック)はバーチャル背景としても活用しやすいと思います!

昨年も好評だった地元の実行委員会スタッフによる「総合案内チャンネル」の配信がありました。

新しい試みとして、「OSC2022 オンライン名古屋 鑑賞会 on VRChat」も開催されました。
お楽しみいただけましたでしょうか。

<事前アンケートより>


– Tokyo以外で初めての参加です。オンラインで寂しくなった半面、こういった地方開催のOSCに参加出来るようになったのは嬉しいです。

– オンライン開催になったので、年間を通して自宅からOSCに参加できるようになったのは、地方在住者にはありがたいです。

– オープンソースに関するコミュニティ活動に対して、非常に興味があります。

– おととし以降、コロナの行動制限で カンファレンスをはじめ ITセミナー、講習会が一切開かれなくなりました。ですのでこういったオンライン参加のカンファレンスは大変貴重だと思います。 最新のIT技術や動向を知ることができますし参加者同士で情報共有ができます。明日が大変楽しみ、待ち遠しいです。

– そろそろリアル開催が待たれますね。様々なステッカーが欲しいです。


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今回、参加登録時のアンケート回答者の中から抽選でプレゼントされた書籍です。当選者の方おめでとうございます!

いちばんやさしい新しいサーバーの教本
OSSライセンスを正しく理解するための本
オープンソースの教科書
いちばんやさしい新しいサーバーの教本
認証と認可 Key-cloak入門
遠くへ行きたければ、みんなで行け~「ビジネス」「ブランド」「チーム」を変革するコミュニティの原則
図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門
プロを目指す人のためのTypeScript入門
動かして学ぶAI・機械学習の基礎
Head Firstデザインパターン 第2版
・同人誌セット(技書博・モウフカブール・親方Project)

<セミナー>

28セッション、総合案内チャンネル、LTがZoomとYouTubeでライブ配信されました。独自企画はZoom配信のみでしたが、ハンズオンやハッカソンが実施されました。講師や聴講していたスタッフからおすすめポイントを紹介します。

技術同人誌のすすめ

担当:技術書同人誌博覧会
講師:ariaki(森川晃)(代表)

技術同人誌の頒布イベント「技書博」では、アウトプットをひとつでも増やすことを目指しており、技術書(技術同人誌)をはじめて執筆される方を大切にしています。この発表では、本の素晴らしさに始まり、はじめて執筆する際に疑問に思いがちなことや、執筆の手順などをまとめてご紹介しています。エンジニアにとってアウトプットの重要さが増している昨今、ぜひこの動画をみて本という選択肢を検討いただければと思います。
(講師:森川)

※次回、2022年11月20日(日)開催の「技術書同人誌博覧会」のサークル出展の申込期限は8月31日だそうです!(編集部)

Tech Book Talk:技術書なんでもLT(20220528@OSC名古屋:サイボウズ提供)

担当:サイボウズ株式会社
講師:風穴 江

風穴さんがお薦めする「気になる新刊」や「O’REILLYの売れ筋トップ10」を始め、Zoom参加者による飛び入りLTでお薦めしたい技術書の紹介がありました。
良書は発売が古くてもいまだに売れているとか、最新版や売れ筋しか置かない本屋より図書館の方が良書との出会いがありそう等、面白い本の紹介だけでなく、探し方まで言及されていて、とても面白かったです。
(スタッフ みたに)

【MTG】cybozu.comを支えるオープンソース・2022春

担当:サイボウズ株式会社
講師:風穴 江

サイボウズでのオープンソースに関するお話がありました。自社で開発している製品との関わり方や業務時間内に開発したものなど、具体的な事例を交えつつ、どのように変わっていったのかが紹介されていました。サーバサイドとフロントエンドでの文化のギャップなど、難しいことはあるにしても、継続的なコミュニティを運用していくための紹介がされていました。(スタッフ おおすぎ)

絶対合格しようシリーズ LPIC-1 ネットワーク対策編

担当:Linux Professional Institute (LPI) 日本支部
講師:村山 朋広(株式会社エー・アール・シー)

LPIC-1 のポイントも紹介されつつ、ネットワークの基礎的な IP アドレスやポートなどの基本からコマンドの使ったネットワークの操作・調査などを解説されていました。図解や実行した結果などを例示的に表示されつつ解説されており、非常にわかりやすく、新旧のコマンドも紹介されていたため、最新情報のキャッチアップも含めた学び直しとしても改めて見直したいと思いました。(スタッフ おおすぎ)

たまには日本語入力 Mozc の話でもしようか〜新機能の紹介とコードコミットができないプロジェクトとの関わり方

担当:日本 openSUSE ユーザ会
講師:武山 文信

OSSでは、コードをコミットするという形での更新提案を受け付けるものが多く見られますが、Mozcでは様々な経緯からこれを認めていません。発表者はMozcをopenSUSEに提供する過程で、コードを直接コミットできないとはいえ、バグ報告や提案、ときにはプロトタイプを送ることで、改善を実現してきました。特にコードを実際に書く人があまり活発に動けていない場合には、プロトタイプを送ることは有用なのではとのことでした。コードのコミットを受け付けるのが難しい場合に、OSSを提供する側、利用して改善を提案する側の双方にとって、維持管理の参考になる事例と感じられました。(スタッフ H.Hiro)

平成生まれのためのUNIX&IT歴史講座

担当:日本UNIXユーザ会
講師:宮川 晋、法林 浩之

ハードウェアやネットワークなどの情報技術の進化を、Jus(日本UNIXユーザ会)の歴史と伴に振り替え事ができる、実際にそれらを作ってきた人たちから直接聞くことができる、という永久保存版のセッションでした。展示会場の接続先がEther規格を超えた距離だからと、10BaseTケーブルを2本づつ撚って4芯ケーブルにして使った、という伝説をご本人から聞けるとは思いませんでした。最後の「平成生まれの皆さんはネットワーク階層の一番上だけを見ていると思いますが、物理層などの下の階層でもやる事は沢山残っています。」というメッセージが印象的でした。(スタッフ みたに)

名古屋に関連する話題として、徳川美術館館長でもあり、WIDEプロジェクトで活躍なされていた徳川義崇さんのことがセッション開始前の時間に思い出話としてとりあげられていました。アーカイブには残らないとは思うのですが、非常に興味深い話を聞けたと感じています。今回YouTubeで観覧されていた皆様も、今後の開催では是非Zoomで参加して、臨場感のあるセミナーを体験していただければと思います。(スタッフ 近藤)

【MTG】名古屋*BSDユーザグループ第265例会 ~NBUGなひととき~ 

担当:名古屋*BSDユーザグループ & 日本NetBSDユーザーグループ
講師:蛯原 純(The NetBSD Project/developer)

OpenBSD のリリースに伴うport maintainer のお仕事について、port maintainerから見た、OpenBSD コミュニティの作業の進め方や、半年に一度あるリリースプロセスについてOpenBSD/luna88k port maintainer あおやまさんにご紹介していただきました。積極的に開発されるLUNAエミュレータnonoと、実機での検証作業を通じ、洗練された国際的なコミュニティに成果をフィードバックするようすを紹介できました。今回、youtubeの中継をオーストラリアのNetBSD developerが見ていてくれたようなので、今後もタイムゾーンがうまく合う地域を探していきたいと思っています。(講師 蛯原)

LUNA-88KにOpenBSDを移植されている青山さんの発表がありました。絶滅危惧種のアーキテクチャへのOS移植を地道に活動されているのですが、エミュレータ、nonoを活用することでデバッグの報告活性化やOSCでのミーティングでのデモなど活用事例が増えつつあるとのことです。さらに、LUNA-88K Tablet++と称した「エミュレータによる展示デモ実機」が準備されており、BayTrail機種で0.8倍、Cherry Trail機種でほぼ等速を実現するという、オフライン展示の復活を視野に入れた活動は非常に興味深いと思いました。(スタッフ 近藤)

ロボットや自動車等の自動運転を実現する「クアッドキューブ全位置検索技術」のご紹介

担当:クアッドキューブ株式会社
講師:竹中 章勝・畑中 豊司

Raspberry Piに、GNSS(GPSによる)・IMU(加速度等による)といった位置検知のセンサや、LIDARといった障害物検知のためのセンサを取り付け、居場所と周囲の環境を認識するシステムを制作しています。最近では、GNSSにおける誤差の出方の調査や、GNSSとIMUでどちらの情報を信頼すべきかの比較検討という、自動移動制御に直結する研究開発をしていたとのことです。どのくらいの誤差が生じるのか実地調査を通じて把握するという、今後の応用に繋がっていくのを感じられる発表でした。(スタッフ H.Hiro)

【MTG】ソースのレシピはオープンか、名古屋だけに

担当:オープンソースソフトウェア協会
講師:橋本 明彦(会長)・OSSAJメンバー数名

オープンソースというと多くの人は、ソースコードがオープンであることを思い浮かべると思いますが、では「ソースコードがオープンでさえあればよいのか」という、もしかするとちゃんと考えていない人もいるかもしれない問いかけのもと実施されたミーティングでした。
例えばソースコードがオープンであったとしても、それをビルドするツールがオープンでないものしか対応してないなら利用しにくい、ということは考えられます。同様に、実装よりも前の段階であるアイデアそのものがオープンに扱えたり(占有されない)、情報を得るための文書等がオープンになったりしていることが、使い勝手が高まることに繋がるという具体例もあり、オープンソースに対する接し方を考えるのに大事な考え方を得られたと感じました。(スタッフ H.Hiro)

Durpalを活用したWebコンテンツ管理の最新動向

担当:Drupal Meetup 豊田
講師:小玉 和広(代表)

CMSのDrupalは、多機能であり多言語対応がしやすいなどの特徴があり、世界で・日本で利用場面も増えてきている。日本語の情報がまだまだ少ないため、日本のコミュニティのメンバーで技術書を書いて発行もしたとのこと!コミュニティがよい形で活動できた、強い愛も感じられた事例でした。(スタッフ H.Hiro)
※こちらの動画公開はありません

<懇親会>

名古屋名物など、それぞれが用意して懇親会が始まりました。
今回はGather Townの会場も用意して、バーチャルの会場での交流も行われました。
Zoom会場、Gather Town会場とも夜遅くまでオープンしていました。

[乾杯!オンライン懇親会のスタート!]

<終わりに>

開催したオンラインイベントごとの再生リスト(Youtubeチャンネル)タイムテーブルを作成しましたので、当日参加できなかった方は、ぜひ動画配信でお楽しみください。

次回のOSCは、6/25(土)の「OSCオンラインHokkaido」です。
セミナータイムテーブル
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皆様のご参加をお待ちしています。

■今後の開催スケジュール
https://www.ospn.jp/

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