中学生講師も登壇!
フレッシュさがキラリと光った、OSC2018 Osaka開催しました!!
02/09
オープンソースの文化祭こと、「オープンソースカンファレンス2018 Osaka」
(以下、OSC大阪)が、2018年1月26日(金) ~1月27日(土) に、大阪産業創造館にて
開催されました。ご参加いただいたみなさま、出展者のみなさま、スタッフのみなさま、
ありがとうございました&おつかれさまでした!
開催日 :2018年1月26日(金)-27日(土)
会場 :大阪産業創造館(3、4、5F)
展示 :45ブース(協賛社17、後援4団体、コミュニティ24団体)
セミナー:1日目:1トラック(6セッション)
2日目:6トラック(33セッション+ハンズオン+LT)
来場者数:1日目:約50名、2日目:約350名、合計:約400名
Twitter :#osc18os
→ 展示一覧
→ セミナータイムテーブル(1日目)
→ セミナータイムテーブル(2日目)
私は、昨年に引き続き実行委員をやらせていただいた、林(ま)と申します。
それでは、2018年のOSC大阪について、以下ご報告させていただきます。
また、Joeさんが書かれた昨年のレポート
「OSC2017 Osaka!OSC大阪として、新たなスタート!!」も
よろしければ、合わせてご覧いただければと思います。
=1日目=
12:00
会場に到着しました。
大阪産業創造館の1Fには売店とイートスペースがあります。
13:00
OSC大阪1日目始まりました!
1日目の受付は5Fでした(ちなみに2日目は3F)。
大げさな演出などなく、自然にスタートするのがOSCです。
→ セミナータイムテーブル(1日目)
「OSSライセンスと著作権法のポイント~世迷いごとを斬る。」
担当:NEC 講師:姉崎 章博(NEC)
セミナーと同時進行でスタッフがセットしていた今回の資料セットの内容です。
充実しています。
オライリーさんの卓上カレンダーすごくカッコイイ!
数に限りはありましたがたくさんご提供いただいたので、
初日にご来場された方はゲットできたのではないでしょうか。
私はありがたく使わせていただいております。
13:50
「Ansible・Serverspec ベースの自動化のフレームワーク SHIFT ware の紹介」
担当:TIS株式会社 講師:倉持 健史(TIS株式会社)
14:45
「Ansible と Terraform を活用したクラウドサーバ構築」
担当:OSS Plaza.com 講師:谷川 真一(エイチスリーパートナーズ有限会社)
受付にいると、「展示見にきました」という方が・・・。
1日目は展示ありません、、(涙)
OSCには、いくつかの開催パターンみたいなのがあり、OSC大阪は、OSC北海道と同じ
(1.5日開催パターン)というイメージがあるので、個人的にはあまり気にしていな
かったのですが、関西圏でOSCといえばOSC京都で、いつも2日間フルで開催されて
いるのでそのイメージが強いのかもしれません。
OSCではないですが、KOF(関西オープンフォーラム)も2日とも展示があるので、
1日目も展示あると思われる方いらっしゃっても不思議ではないですね。。
もう少しそこを強調して告知すべきだったなぁと反省です。。
翌日に向けて準備をしていると、出展関係者からアイスモナカを差し入れにいただき
ました。これは、大阪産業創造館の道路を渡って向かいにある、なんと創業100年を超える、「ゼー六」さんのアイスモナカですね。
口に入れると、歴史を感じる味がします。ありがとうございました!
15:35
「EDB Postgres で実現する異種 DBMS からのデータベース移行
& EDB Postgres 最新動向」
担当:株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
講師:今朝石 久美子(株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ)
高鶴 勝治 (エンタープライズDB株式会社)
16:30
「IT 基盤の安全と安心を支える技術 – Thirdware Linux-HA と Bacula Enterprise Edition による冗長化及びバックアップ」
担当:株式会社サードウェア 講師:櫻井 健象(株式会社サードウェア 営業部)
「自社のデータは人任せにしないで自分で守ろう!!」
大切なことですね。
17:20
1日目最後のセッションは
「MySQL 開発最新動向 〜MySQL8.0、MySQL InnoDB Cluster などのご紹介〜」
担当:Oracle Corporation (MySQL Community Team)
講師:山﨑 由章(Oracle Corporation (MySQL Community Team))
でした。
=2日目=
9:00
少し雪が降っていて天候が心配でしたが、無事到着できました。
雪もちらちら舞う程度で、積もることはなかったです。
10:00
3F会場一番奥左手の部屋「ミーティングルーム」にて、
最初のセッション「実践IOTハウス 外が暗くなると玄関や部屋の明かりを点灯させる、離れた物を無線で監視・制御するなどIOTハウスを紹介します」が始まりました。
→ セミナープログラム(2日目)
10:30
3F・4Fにて展示が始まりました。
→ 展示一覧
また、4Fでalexaのハンズオンセミナー(午前の部)も始まりました。
alexaのハンズオンセミナーは午後の部もあり、どちらも盛況でした!
11:00
「オープンソースの歴史と将来 ~OSS誕生の背景と将来OSSに求められる意義~」
に参加しました。
最近個人的に、OSS(とフリーソフトウェア)の意義について改めて問い直すべき
時期にきているのではないかと感じているということもあり、オープンソースの
歴史について、理解を深めることができました。
貴重なお話しをありがとうございました(資料公開されるといいな〜)。
12:00
ライトニングトーク(by OSCスポンサー)に参加しました。
サイボウズさんのOSS取り組み、スバラシイです。期待が高まります。
13:00
展示ブースをブラブラと回って見ました。
アシラスさんのブースで本いただきました、ありがとうございます!
14:00
「CoderDojoの中学生メンターがScratchを紹介してみる」に参加。
CoderDojo Japanさんのセミナーの講師はなんと中学生とのこと。
ありがたいことに、セミナーの様子の一部を動画で公開してくれています。
ありがとうございます!
CoderDojoの中学生メンターがScratchを紹介してみる
@オープンソースカンファレンス2018 Osaka – YouTube
プレゼンテーションとしてもとても素晴らしく、参考になります。
Scratch 、ブラウザだけで作れるし、作った作品はそのままそこに公開できるし、
他の人が作った作品のソースも見れるし、コメントつけたりしてSNS的に
他のユーザーとつながることもできるし、ということで、かなり面白そうです。
これをみて、僕もぜひCoderDojoに関わりたいと思い、メンターになるため、
まずは Scratchを始めようと、早速「Scratch でつくる! たのしむ!
プログラミング道場」を購入してみました。
アマゾンジャパンさんのブース。スマートスピーカー便利そうです。
カメラで写した情報を、リアルタイムで解析してくれるデモで遊ばせていただきました。
自分の顔を写した瞬間に、年齢が表示されるのは、結構ショックでした(笑)。
15:00
「jus研究会大阪大会「ITコミュニティの運営を考える」」に参加しました。
こちらは、他のセミナーとは違い、ディスカッション主体のセッションでした。
参加人数は多くはなかったですが、それだけにしっかり話ができてよかったです。
以前から何度も開催されているセッションでしたが、今まではなかなか
参加できなかったので、ようやく参加することができて感無量でした。
16:00
「論語とコンピュータ 知識の共有は礼に始まる
ベル研究所とUNIX GNUプロジェクトとLinux」に参加しました。
こちらも以前から気になっていたセミナーだったので、参加できてよかったです。
またブラブラブースを見て回っていると、
サイオステクノロジーさんのブースでお醤油(オープン(ソイ)ソース!)いただき
ました、ありがとうございます!
17:00
3Fのステージにて、恒例のライトニングトーク大会です。
多数の方に参加いただきました。
最後にじゃんけん大会!
サードウェアさん提供の「オーストリアにはカンガルーはいません」という
ジョークが入ったTシャツ。欲しかった。。。
そして今回のじゃんけん大会の目玉!Amazon Echo Dotです。
というわけで、本編終了。おつかれさまでした。
18:30
会場から約10分ほど歩いたところにある
「堺筋本町 路地裏ダイニング 「じぇいず」」にて懇親会を行い、
約80名の方にご参加いただきました。
懇親会LTも、盛り上がりました。
というわけで、レポートは以上です。
なかなか回りきれないところも多く、ごく一部しかご紹介できませんでしたが、
OSCの様子が伝わりましたら幸いです。
OSCは、OSSだけにとどまらず、ITコミュニティの全国レベルでのイベント
プラットフォームとして機能していて素晴らしいなぁと、改めて感じました。
また、アンケートにご回答いただいたみなさま、ありがとうございました。
暖かいご感想、厳しいご意見など、いただいた内容については、今後の開催の糧に
させていただきたいと思います。改めて御礼申し上げます。
【今後のOSCについて】
関西圏のOSCは8月にOSC京都があります。
■8月3日(金)・4日(土)・・・ 5月上旬申込開始予定
[京都] オープンソースカンファレンス2018 Kyoto
その他にも全国で開催されてますのでチェックしてみてください。
→ OSC開催一覧
あと、来年のOSC大阪の会場もすでに抑えてあります。
日程は2019年1月25日〜26日となる予定です。ぜひスケジュール押さえて
おいていただければと思います!(そして、この日に他のイベントが重なら
ないよう、他のイベントの日程調整時に気づいていただけますと幸いです)
【セミナー資料の公開について】
当日のセミナー資料については、OSC2018 Osakaのトップページに
随時公開されていますので、ぜひご覧ください。
また、もし良いと思った資料などありましたら、高評価、チャンネル登録、
ブックマークやTwitter等ソーシャルでご紹介などいただけると嬉しいです。
【関連ページのご紹介】
@matoken さんが、Togetterまとめを作成してくださいました。ありがとうございます!
オープンソースカンファレンス2018 Osakaのまとめ – Togetter