OSC2016 Nagaoka,長岡市で2回目の開催
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10月1日(土)にOSC2016 Nagaokaが「まちなかキャンパス長岡」で
開催されました.
新潟県でのOSC開催は,少しお休みした期間があり,昨年(2015年)から
復活しています.OSC2015は会場が新潟市でしたので,今年は長岡市での
開催としました(必ずしも1年交替と決めているわけではありませんが).
前回,長岡で開催した2008年当時は駅の近くに適当な会場がなかったのです
が,今や長岡駅周辺にはイベントに便利な会場(公共施設)が充実し,
今回の会場も駅から徒歩5分程度の便利な立地でした.
このため,長岡開催としては,たいへんに多くの来場者に恵まれました.
日時:2016年10月1日(土)
会場:まちなかキャンパス長岡
展示:15ブース
セミナー:13セッション + 特別企画セッション(IoT試作発表会)
来場者:約100名
Twitterハッシュタグ:#osc16ng
=展示=
ブースの展示は,まちなかキャンパス長岡4階にある「交流広場」を使って
行なわれました.交流広場はかなりの広さがあったため,15のブースを
ゆったりと配置することができました.このため,来場者も展示ブースの
人たちの話をじっくりと聴くことができたようです.
=セミナー=
セミナーは,昼食時(食事持込可)を含め13の講演がありました.
展示会場のひとつ上のフロアにある会議室を2つ使い,並列セッションと
したので,各講演の持ち時間を45分間取ることができました.
内容も,地域やOSSコミュニティの話題,仮想化技術,CMS,データベース,
分散処理,組込みシステムなど多岐にわたり,来場者は広く,かつ,深い話を
聴くことができたのではないかと思います.
=OSC長岡特別企画「IoT試作発表会」=
また,展示会場となっていた交流広場の一角で,OSC長岡特別企画として,
長岡IoT推進協議会による「IoT試作発表会」も行なわれました.
同協議会に所属する会員組織が協力して企画・開発したIoTデバイスとそれを
用いたサービスについての実物の展示と,コンセプトや設計についての解説が
行なわれ,来場者の多くが興味深く聴いていました.
=ライトニングトーク=
最後にライトニングトークのセッションがあり,
事前エントリー4名+飛入り参加も含め約7名程の方に登壇いただきました.
=懇親会=
閉会の後は,セミナーに使った大き目の会議室を会場として懇親会です.
長岡での開催である以上,飲み物(もちろん日本酒)に手抜かりはありません.
秋といえば「ひやおろし」,さまざまな銘柄のひやおろしを含む越後の銘酒が
ずらりと並ぶさまは壮観です.
OSCの会場がそのまま懇親会の会場となったため,出展者,来場者の多くの方が
参加して下さり,盛大な懇親会となりました.
=最後に・・・=
長岡市でイベントを開催すると来場者が少なめになることが多く,
本OSCも開催するまでは不安だったのですが,(長岡としては)大変に多くの方に
来場頂き,また,展示ブース,セミナーともに充実した内容であり,大変に良い
イベントになった思います.
また,長岡IoT推進協議会からも特別企画を提供して頂き,地域のOSSコミュニティと
ともに,新潟県のIT産業を盛り立てる一助にできたのではないかと思います.
最後に,会場のまちなかキャンパス長岡には,開催にあたり全面的に協力いただき
ました(かなりの無理もきいて頂きました).ここに感謝の意を表したいと思います.
そして,参加者の皆さん,実行委員の皆さん,ありがとうございました.
来年もぜひ新潟県でOSCを開催したいと思います.
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OSC2016 Nagaoka 現地実行委員
長岡技術科学大学 教授
湯川 高志