台風一過、OSC2019 Hiroshima 無事終了
10/08
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3連休の中日、9月15日(日)にOSC2019 Hiroshimaを開催しました。
会場は昨年と同じ「サテライトキャンパスひろしま」です。
開催のまとめ
開催日 :2019年9月15日(日)
会場 :サテライトキャンパスひろしま
展示 :26ブース
セミナー:25セッション + LT
来場者 :約200名
Twitterハッシュタグ:#osc19hi(タイムライン)
→ 展示ブース一覧
→ セミナータイムテーブル
→ 発表資料(一部)
今年は8月下旬から台風が次々に日本列島に接近し、中国地方でも各地で被害が出ました。
昨年の豪雨災害の傷跡が今も残る広島ですが、若いスタッフにもたくさん参加してもらい、今年もOSC広島を開催する事ができました。
=展示=
展示会場にゆとりを持って設営したこともあり、多少ゆっくり見ていただけました。熱心な説明やデモは非常に興味深く、中にはVR機材や複数のRaspberryPiを使ったデモなどもあり、それに対する質問など盛り上がっていました。
=セミナー=
4トラック25セッションのセミナーが行われました。
その中からいくつかをご紹介します。
『CoderDojo 広島&光 ライトニングトーク大会』
担当:CoderDojo 紙屋町・CoderDojo 光
講師:CoderDojo 紙屋町・三次・光 メンターグループ
CoderDojoでninjaとして活躍されているお子さんが作成したシューティングゲームのデモが秀逸でした。
Scratchでここまで作れる事にも驚きましたが、自作ゲームのデモを堂々と発表するお子さんの姿に感動しました。
【広島特別企画/LT形式】『オープンソースとアカデミックアクティビティの関係』
担当:オープンソースカンファレンス広島実行委員会
講師:広島県内学生有志
▼セミナーの様子
2コマを利用し、アカデミック分野とオープンソースの関わりについて学生が発表しました。前半はシミュレーション、後半は研究している内容について、合計で21もの発表がありました。
シミュレーションでは実際の現場をどのようにすればよいのか発表されており、実際に現場で生かした姿を見てみたいと思いました。後半では、教育現場で利用している例などもあり、今後のプログラミング教育を含め発展に期待したいと思いました。
『NetBSDのご紹介』
担当:日本NetBSDユーザーグループ
講師:蛯原 純(The NetBSD Project/developer)
今回は、「響け! NetBSD 〜AUDIO2へようこそ〜」として「ない」がとれました。(※昨年は「響け!…ないNetBSD ~近くないフィナーレ~」)NetBSD の新しいオーディオデバイスの実装 AUDIO2 に対応できたと言うことになるようです。今までの復習から始まり、オーディオデバイス現在の仕様、全般の説明をして頂きました。
NetBSD 最新の変化、以前のバージョンとの違いや様々なハードウェアの対応状況や問題点などを、セミナーで聞くことができるというのは、大変貴重な機会だと思いました。実際、ネット経由の海外の反応で「このスライド英語で見れる日が来るんだよね……」とのコメントもあった様です。(うる覚えですが、)
=ライトニングトーク&閉会式=
今年のライトニングトークの司会は学生さん2名によるダブル・ボケ突っ込みで、コントのように楽しい司会でした。
会場は満員御礼で盛況ぶり。PyCon mini HiroshimaやOSC島根、オープンセミナー広島の告知など、いつものLTの他、ポスターを描いてくれた学生さんによるポスターデザインの解説やポスターに込めた思いを発表してくれました。
今年のポスターの画像はこちらからダウンロード可能です。
=懇親会=
例年、参加者の当日申し込みでお店に迷惑を掛けてしまっていたので、今年からConnpassによる事前申し込み制にしたところ、当日参加者数は事前申し込みとほぼ同数、という事で安心して幹事ができました。皆さん、おなか一杯食事や飲み物を楽しんで頂けたようです。
=今年のまとめ=
今年は新任の実行委員長や大学の先生方が頑張ってくれたお陰で、初の学生主体のセミナーを開催する事ができました。
初めての試みという事で色々大変だったと思いますが、準備や発表など良い経験になったのではないかと思います。
来年は、なんとOSC広島10周年になりますので、何か特別企画を考えたいです(と実行委員長が言ってました)。
今年参加いただいた皆さま、実行委員の皆さま、来年も頑張りましょう!
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OSC2019 Hiroshima 実行委員一同
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