「OSC2016 Tokyo/Spring」100以上の団体が大集結した春の2Days!
03/10
OSC News, OSC開催レポート No Comments
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オープンソースカンファレンス事務局です。
2016年2月26日(金)-27日(土)に明星大学26号館で
「OSC2016 Tokyo/Spring」を開催しました。
写真を交えながら、OSC東京をふり返ってレポートいたします!
前日には雪がちらつき「Spring」というには早い気がしましたが、
本番は両日とも日が差して、少しずつ春に向かっている感じがしました。
OSC東京は、年間を通じて最大規模の開催ですので、
楽しみにして来場される方も多かったと思います。
■開催のまとめ
来場者数 : 1日目(金) 約650名・2日目(土) 約900名、計 約1,550名
参加団体数 : 118(企業/団体 46、コミュニティ 71)
展示ブース数 : 111(企業/団体 43、コミュニティ 68)
セミナー数 : 77(1日目 37、2日目 40)
ライトニングトーク: 3 (スポンサーLT 2、イベント最後のLT 1)
コミュニティ企画 : 5(1日目:1、2日目:4)
Twitterハッシュタグ:#osc16tk
=展示ブース=
111団体が出展した展示ブース。
2Fは企業・団体などのスポンサーがメイン、
5Fはコミュニティがメインで分かれての展示となりました。
→ 展示ブース一覧
2F:展示ブース
2Fはガラス張りの教室での展示です。
外側からも様子が分かりやすく、入りやすい雰囲気です。
リピーターの方はよくご存じだと思いますが、
セミナー後の休憩時間に展示見学者が集中します。
じっくり話を聞きたい場合は、セミナーの時間帯がオススメです。
各ブースでは、デモや資料を使って、丁寧に説明してくれます。
イベントでしか手に入らない、ノベルティグッズがもらえることもあります!
5F:展示ブース
コミュニティ中心のブースは、5Fで2つの教室に分かれての展示です。
セミナー時間中も、出展関係者がメンバー内、メンバー外との交流を楽しんでおり
いつも賑やかです。もしかしたら話かけるには勇気が必要かもしれませんが、
思い切って「これ何ですか?」と聞いてみましょう!
初心者&学生さん専用の名札
そうは言っても、OSC初心者だったり、学生さんだったりすると、
「面白そうなんだけど、話しかけにくいよ〜」という気持ち、よくわかります。
今回は初の試みで、初心者と学生さん向けに首かけ名札を用意してみました。
話しかけて来た人が、初心者、学生であるいうことが出展者にも伝わります。
出展者側からは「名札を付けている人が来たら、こちらから話しかけたり
説明を丁寧にしようと思えるので分かりやすくてよかった」と感想をいただきましたが
利用された方、展示見学は楽しめましたでしょうか。
書籍販売ブース
OSC東京ではおなじみの「オライリー・ジャパン」の書籍販売ブースの他に、
今回は「翔泳社」ブースが登場!
2店舗とも、充実のラインナップで書籍が並んでおり、
目移りしてしまった方が多かったのではないでしょうか。
学生の展示ブース
学生さんの出展も大人達に混ざってがんばっています。
見学者からフィードバックをもらったと思うので、
今後の活動に役立ててください。
卒業してもOSCには参加して欲しいですね!
=セミナー=
2日間で77セッション行われたセミナー。
お昼休みも含めて多くのセミナーが同時進行で行われます。
どのセミナーに参加するか、選択するのに悩む方も多いと思います。
セミナー資料(一部)も公開しておりますので、参加できなかった
セミナーの資料をぜひご覧ください。
→ 1日目:セミナープログラム
→ 2日目:セミナープログラム
→ 公開資料/動画
初日の10:00〜は「オープンソース・ライセンスの談話室」の
可知さんによるライセンスに関するセミナーで、
朝から多くの方がご参加されていました。関心の高さが伺えます。
(→「はじめてのオープンソース・ライセンス」)
▼会場が大学なので、大きな階段教室から一般教室まで様々です。
ライトニングトーク(by OSCスポンサー)
両日のお昼の時間に開催された「ライトニングトーク(by OSCスポンサー)」
5分間1本勝負で、各スポンサーのおもしろい取り組みや、
技術の最新情報などを紹介いただきました。
→ 1日目:LTエントリー一覧
→ 2日目:LTエントリー一覧
→ LT発表動画
明星大学 情報学部公開セミナー
2日目には、4月に明星大学に入学予定の学生さん向けのセミナーが、
情報学部主催の公開セミナーとして開催されました。
現役学生のパネルディスカッションと、卒業生の発表があり、
OSCの来場者にもご参加いただきました。
セミナー終了後には在校生が引率をして、展示会場を見て回っていました。
=コミュニティ企画=
OSC東京ではおなじみのコミュニティ企画です。
45分間のセミナー時間では足りない、時間を使ってしっかり議論したい、
コミュニティメンバーのミーティングをしたい、
などの場合に、同時開催という形で企画してもらっています。
じっくり体験できるハンズオンセミナーの他、
参加者も発言する機会がある参加型のセッションも開催されました。
=スタンプラリー&アンケートくじ引き=
展示ブースに設置されているスタンプを集めると、OSC特製グッズがもらえる
スタンプラリー。今回は、人気のトートバッグが再登場です。
両日多くの方にご参加いただきました。
来場者アンケートを提出すると、協賛社さん・コミュニティ団体から提供された
景品が当たるくじ引きができます。
たくさんのアンケートのご協力ありがとうございました。
=大懇親会=
1日目終了後に学食で行われた大懇親会!
約170名の方にご参加いただきました。
いつも会場提供でお世話になっている明星大学 情報学部の
矢吹先生より乾杯のご発声をいただきます。
この人数での乾杯は迫力がありますね!
Photo by: Michiyas Suzuki
恒例のライトニングトークやじゃんけん大会が行われていました。
Photo by: Michiyas Suzuki
有志のメンバーによる、お祝いの差し入れもあり、
初日の夜の宴は大変盛り上がりました。
Photo by: Michiyas Suzuki
=ライトニングトーク&第3回OSCアワード=
プログラムの最後に行われた、恒例のライトニングトークです。今回も多くのエントリーをいただきました。
LTエントリーリスト
また、今回は「第3回OSCアワード」の発表&授賞式も行いました。
受賞者は「Mozilla Japan」「オライリー・ジャパン」「Ejectコマンドユーザー会」
の3者でした。
詳細はこちら→ 「第3回 OSCアワード」受賞者のお知らせ
OSC実行委員会の宮原 徹より受賞者を発表と代表者への記念品の贈呈を行い、
一言コメントをいただきました。
一般社団法人 Mozilla Japan:代表理事 瀧田 佐登子さん
Photo by: Michiyas Suzuki
長年に渡りOSCにご参加およびサポートいただき、また、来場者からも好評の
Firefoxの紙袋など、これまでに多大なるご協力をいただいています。
株式会社オライリー・ジャパン:渡里 健司さん
Photo by: Michiyas Suzuki
日本UNIXユーザ会の法林さんのLT発表「私がお世話になった技術書たち」から
サプライズでアワード受賞を知り、驚きながらも壇上に上がっていただいた
オライリー・ジャパンの渡里さん。
Ejectコマンドユーザー会:設立者 大内 明さん
Photo by: Michiyas Suzuki
そして、もう1団体、Ejectコマンドユーザー会もサプライズ発表となりました。
これからも斬新で楽しいEjectのデモを各地のOSCで見せてください。
じゃんけん大会
Mozilla Japanの瀧田さんより、フォクすけのぬいぐるみが2つ提供され、
じゃんけんでの争奪戦です。ミスターじゃんけん、赤井さんが登場!
Photo by: Michiyas Suzuki
2つ目は瀧田さんがじゃんけん。
幸運にもフォクすけを連れて帰る権利を勝ち得たお二方。
おめでとうございます!
ライトニングトークも終了し、最後に有志の来場者と一緒に記念撮影をもって
「OSC2016 Tokyo/Spring」は無事に終了しました。
最後に・・・
初めてOSCにご来場いただいた方、リピーターの方、スポンサー参加・
コミュニティ参加の皆さま、OSC東京の開催をカバーできる大きな施設を
提供くださっている明星大学情報学部 矢吹先生と関係部署の皆さま、
スタッフ参加いただいた皆さま、開催のご協力をありがとうございました。
次回のOSC東京は秋に開催予定です。
日程が確定しましたら、ウェブサイトにて告知いたします。
OSCはご来場の皆さまとご出展の皆さまのご参加により成り立っています。
今後ともOSCへのサポートをよろしくお願いいたします。
(OSC事務局:長石)
=おまけ画像=