OSC2010Fukuoka 福岡工業大学で開催されました。来場者は520名。
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OSC2010 Fukuoka実行委員長、福岡工業大学の若原です。
去る12月11日(土)、福岡工業大学にて「オープンソースカンファレンス
2010 Fukuoka」が開催されました。
12月の初冬でしたが、天気も寒すぎずほぼ良好で天候に恵まれました。
会場は、博多駅から快速で13分と交通の便も良く520名の来場者を迎え、
予想を100人程上回って大盛況でした。
福岡でのOSCは、今年で4回目の開催となり、セミナーは7トラック、
39セミナーの講演、展示も38ブースの出展がありました。
今年は【OSSと政府・自治体】をテーマとしたセッションが設けられ
ました。長崎県庁の島村総務部理事から『脱 おんぶにだっこ』、
会津若松市総務部の目黒主査に『会津若松市におけるオープンオフィスの
活用とコミュニティへの貢献』、福岡県の中島主査に『Rubyによるソフト
ウエア産業振興』というタイトルで招待講演いただきました。いずれも
参考になる話であったことはもちろん、話し方が上手で熱心に聞き入る
人が多かったのが印象的でした。
またAndroidのセミナーとして、日本Android大分支部の『Blenderで作った
3DモデルをAndroidで動かす』や個人参加の今岡さんの音声認識ロボット
は大好評で、展示ブースも急遽参加いただいた福岡支部と合同で熱気に
包まれていました。
福岡で働くWebの人々による『今年もやるよ!勉強会勉強会LT!』や、
E-HAKATAプロジェクト、BaserCMSプロジェクトなど、地元福岡からの
参加も多く、大いに盛り上がりました。
他にも多くのコミュニティ・企業・団体による、OSS関連のセミナーが
開催されました。
展示会場では、趣向を凝らした様々なブースが出ており、デモを見せたり
実際に触ってみたり、来場者も楽しそうでした。
1Fのモノづくりセンターにも協力いただいて、太陽光発電、電気自動車
やロボットなどの展示を見学することができました。
共催のISIT(九州先端科学技術研究所)からは、LANケーブルの作成
ツールを提供いただき、1人2m以内で無料で作成できるということで、
多くの方がチャレンジしていました。
最後のライトニングトークは、地下のホールで行われました。
司会は昨年から引き続き、実行委員会の吉良さん。
タイムキーパーのドラ娘は、昨年の実行委員長の神屋さん(九州産業大学)が
チャイナドレスで登場し、大変盛り上がりました。
福岡大学、九州産業大学、福岡工業大学から、約20名の学生さんが
スタッフとして参加してくれました。前日の設営の準備、当日の運営・
進行、撤収作業をスムーズに行うことができました。
今回は出展者が増え、会場のα棟4Fの多目的ホールのブレーカが落ちる
のではと心配されましたが、大きなトラブルも無く閉幕することができ、
本当に良かったと思います。地元福岡の多数の学生さんの協力が得られ、
また多くの学生の方にも参加いただけて、大学でOSCを開催する意義が
強く感じられました。
事務局の皆様、実行委員会の皆様、セミナー講師、出展あるいは協賛・
協力していただいた皆様に厚くお礼申し上げます。
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OSC2010Fukuoka実行委員長
福岡工業大学 情報通信工学科
若原俊彦