プログラム | |
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司会:橋本 明彦(OSC .Government実行委員会) | |
11:00〜11:45 | 『龍ケ崎市でのOpenOffice/LibreOfficeの採用から現在まで』 講師:吉田 正也(龍ケ崎市 政策推進部 情報政策課) 対象者:OpenOffice/LibreOfficeの導入の検討している自治体や企業の担当者 レベル:初級者向け OpenOffice/LibreOfficeの導入でコスト削減はするのか?また,導入から現在までの担当者からの視点で感じたこと,そしてこれからのことについて説明します。 ■参考ニュース →龍ケ崎市がOpenOffice.orgを採用、ライセンス費用2000万円削減見込む:ITpro ■講演者プロフィール 平成13年から龍ケ崎市役所に勤務し、環境行政に8年携わる。 その後、平成21年より電算部門に異動し、庁内で使用されている情報系システムの入れ替え等(OpenOfficeの採用)に携わりを行い、現在に至る。 |
13:00〜13:45 | 『iSPP調査報告:「東日本大震災 被災地住民の情報行動から学ぶ」』 講師:会津 泉(情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)共同代表理事) 対象者:情報通信関係者、自治体、非営利団体、メディア、住民の方 レベル:初級〜中級者向け 「情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)」が昨年7月に実施した、東北三県(岩手・宮城・福島)の被災地住民の皆さんを対象に、地震発生直後から 3 カ月後までの情報行動についての調査結果を報告します。 この調査は、インターネットによるアンケート調査と、面談調査から構成され、面談調査は東北の ICT 関係者・NPOメンバーに調査員となっていただき、被災現場へ赴いて被災者と面会し、調査を行ったもので、場所と時間により、住民の情報行動が大きく異なったことを実証するものです。 ■参考ページ →情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP) ■講演者プロフィール 1952年仙台市生まれ 多摩大学情報社会学研究所主任研究員・教授 (財)ハイパーネットワーク社会研究所副所長(兼任) 情報支援プロボノ・プラットフォーム共同代表理事 1952年仙台市生まれ。1980年代はパソコン通信の、90年代はインターネットの普及を推進。97年より2000年まで、マレーシアでアジアにおけるインターネットの普及、国際的な政策課題の研究・実践に取り組む。2000年東京に戻り、ICANN、デジタルデバイド問題、世界情報社会サミット(WSIS)、インターネットガバナンスなどのグローバルな政策議論に、市民社会メンバーとして参加、利用者中心のネット社会の発展をめざす。2011年東日本大震災後、「情報支援プロボノ・プラットフォーム」設立に加わり、ICT活用による支援活動に従事。 主な著書:『パソコンネットワーク革命』(日本経済新聞社)、『進化するネットワーク』(NTT出版)、『アジアからのネット革命』(岩波書店)、『インターネットガバナンス』(NTT出版)、『3.11被災地の証言』(共著・インプレス)。 訳書:『スカリ−』(早川書房)、『バーチャル・コミュニティ』(三田出版会)『スマートモブズ』(NTT出版)ほか。 |
13:45〜14:45 | 【トークセッション】『よりしなやかなIT社会への変革 〜 3.11後の二つの調査より』 講師:岡田 良太郎(IPA 国際標準推進センター非常勤研究員/マーケット分析WG 主査/災害対応プロジェクトチーム) 会津 泉(情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)) 担当:IPA(独立行政法人情報処理推進機構) 対象者:どなたでもご参加いただけます レベル:初級〜上級者 ・災害時支援活動に係るIT利活用の課題調査 ・第5回 地方自治体における情報システム基盤の現状と方向性の調査 の両調査についての報告ののち、情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)共同代表理事の会津 泉氏を交えてのトークセッションを行います。 |
15:15〜16:00 | 『徳島県とOSS phase2 --「とくしまOSS普及協議会」発足!--』 講師:山住 健治(徳島県経営戦略部情報システム課) 対象者:地方自治体関係者・他ご興味のある方 レベル:初級者向け 2年前の講演時からOSS普及協議会設立までの経緯をご紹介します。 ■参考ニュース →産官学による「とくしまOSS普及協議会」が発足、システム最適化と産業振興を推進:ITpro ■2年前の講演 →OSC2010 Tokyo/Fallでの講演内容 →2年前の講演資料 |
16:15〜17:00 | 『三鷹から被災地大槌へ、広がる中高生Rubyプログラミング教室』 講師:高地 圭輔(株式会社インターネットイニシアティブ) 柴田 直樹(株式会社まちづくり三鷹) 対象者:プログラミング教育に関心のある方 レベル:初級者向け (前半:高地 圭輔) 岩手県大槌町が目指しているICTを活用した復興を支援するため、IIJが中心となって実行委員会を組織し、今年8月に大槌町で、中高生プログラミング教室を4日間開催した。その様子を紹介する。(仮) (後半:柴田 直樹) 株式会社まちづくり三鷹は、3年前から中高生Rubyプログラミング講座を実施しているが、最近、プログラミングに関心をもつ中高生が増えてきている。講座の取組みやRubyプログラミングコンテストを紹介する。 ■参考ニュース →「プログラミングという“魔法”を使おう」、岩手県大槌町で中高生Ruby教室開催:ITpro →中高生Rubyプログラミングコンテスト、「暗記くん」と「BooBooアクション」が最優秀賞:ITpro →山陰中央新報 - Rubyの縁で広がる復興支援の輪 大槌(岩手) ■講演者プロフィール ・高地 圭輔 1968年 東京都生まれ 1991年 東京大学法学部卒業、郵政省(当時)入省 1998年 在サンフランシスコ総領事館 2004年 総務省 情報通信政策研究所 主任研究官 2007年 総務省 自治行政局 地域情報政策室長 2011年7月から 株式会社インターネットイニシアティブマーケティング本部 企画部 担当部長 ・柴田 直樹 1949年生まれ 1973年三鷹市役所入庁 企画部企画調整室長、都市整備部長、教育委員会教育部長を経て、2007年より株式会社まちづくり三鷹取締役事業部長 2010年より同社常務取締役 2012年7月より同社取締役 |
17:15〜18:00 | 『産官学で産業振興「Android City 八王子」-イベントからネクタイ、ドロイ子ちゃんまで』 講師:岩月 達男(サイバーシルクロード八王子) 対象者:どなたでもご参加ください レベル:初級者向け スマートフォンが急速に普及する中、このツールを活用して街づくりに生かすことができないだろうか? あるきっかけによって始まった産学官プロジェクト「Android City 八王子」の取り組みの事例を紹介します。 ■参考プレスリリリース →(PDF)『Android City 八王子』を目指して~OESF Android Open Lab.」開設を機に産業活性化を! ~ ■参考ページ →サイバーシルクロード八王子 →Android City 八王子 |
開催概要
OSC2012 Tokyo/Fall内で開催 | |
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名 称 | オープンソースカンファレンス2012 .Government 〜オープンソースと政府・自治体〜 |
日 程 | 2012年9月7日(金) 11:00-18:00 |
会 場 | 明星大学 28号館 (受付は2F) 204教室 (多摩モノレール 「中央大学・明星大学駅」から大学まで直結。会場まで徒歩6分) |
入場料 | 無料 |
対 象 | 政府・自治体におけるIT担当者、自治体のOSS導入にご興味のある方 政府・自治体向けシステムに関わる企業担当者 |
主 催 | オープンソースカンファレンス実行委員会 OSC .Government実行委員会 |
参加自治体・団体・企業 | IPA(独立行政法人情報処理推進機構) 徳島県 龍ケ崎市 Android City 八王子 情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP) 株式会社インターネットイニシアティブ 株式会社まちづくり三鷹 |
企画運営 | 株式会社びぎねっと |
URL | ※OSC2012 Tokyo/Fall内で開催 |
セミナープログラム | 9/7(金)のセミナープログラム ※「セミナー登録はこちらから」より聴講予定のセミナーをご登録ください。 |
【過去の開催】
1回目:OSC2010 Tokyo/Fall内で開催
2回目:OSC2011 Tokyo/Spring内で開催
3回目:OSC2011 Tokyo/Fall内で開催
4回目:OSC2012 Tokyo/Spring内で開催
OSC .Government実行委員会
氏名(五十音順) | 所属など |
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高橋 信頼 | 日経BP社 ITpro 副編集長 |
瀧田 佐登子 | 一般社団法人Mozilla Japan 代表理事 |
田代 秀一 | 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 技術本部 国際標準推進センター センター長 |
橋本 明彦 | みずほ情報総研株式会社 環境エネルギー第1部持続型社会チーム シニアコンサルタント |
宮原 徹 | オープンソースカンファレンス事務局運営・株式会社びぎねっと 代表取締役社長兼CEO |