開催趣旨

わが国の自治体におけるOSS活用とITコスト削減は急務の課題であり、OSSを活用してITコスト削減に取り組み始めた事例も出てきております。しかし、ライセンスや技術サポート、技術者教育、情報やソフトウェアの共有方法、オープンな標準への対応など、課題も多いのが実状です。

昨年の秋の開催に引き続き、政府・自治体におけるIT関係者が一堂に会し議論する場として「オープンソースカンファレンス2011 .Government」を開催いたします。
基調講演には、奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 教授、山口 英様をお招きし、日本の行政機関でのOSS利用の低調さの原因と、その解決方法についてご講演いただきます。また、IPAから自治体に実施した調査結果のレビューを、自治体にOSSを導入した担当者から、導入の経緯や苦労した点などお話いただきます。

この機会に全国の自治体の情報システム担当の皆様にご参加いただき、今後の方向性を探っていくことができればと思っております。


開催概要

名 称

オープンソースカンファレンス2011 .Government
    〜オープンソースと政府・自治体〜

日 程

2011年3月4日(金) 10:00-17:00

会 場

早稲田大学 西早稲田キャンパス 63号館 (アクセス)
〒169-8555 東京新宿区大久保3-4-1
東京メトロ副都心線 「西早稲田駅」下車。
63号館まで構内徒歩5分
※「西早稲田」駅は急行・通勤急行は止まりません

入場料

無料

対 象

政府・自治体におけるIT担当者、自治体のOSS導入にご興味のある方
政府・自治体向けシステムに関わる企業担当者

主 催

オープンソースカンファレンス実行委員会

共 催

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科

後 援

The Linux Foundation

参加団体
自治体
企業

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
The Linux Foundation
しまねOSS協議会
島根県
福岡県
三鷹市
山形県
株式会社OCC

企画運営

株式会社びぎねっと

セミナー タイムテーブル

pdficon開催概要とタイムテーブルの印刷(PDF/200KB)

セミナーのタイトルをクリックするとセミナー概要ページ
(OSC2011 Tokyo/Springのページ)にジャンプします。

3月4日(金)

 

 

63号館(2階) 203教室
10:00-10:45

第4回「地方自治体における情報システム基盤の現状と方向性の調査」レビュー

講師:岡田 良太郎

   IPA オープンソフトウェア・センター 非常勤研究員
   マーケット分析WG 主査

11:00-11:45

オープンソースの経済モデル

講師:福安 徳晃

   The Linux Foundation ジャパンディレクタ

12:00-12:45

山形県におけるOpenOffice.orgの導入

講師:今野 祐一

   山形県総務部 総合政策局 情報企画課
   基幹ネットワーク調整担当 主査

13:00-13:45

【基調講演】行政機関でのOSS利用はなぜ低調なのか

講師:山口 英

   奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 教授

14:00-14:45

【ディスカッション】行政機関でのOSS利用を促進するには

講師:山口 英

   奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 教授

司会:岡田 良太郎

   IPA オープンソフトウェア・センター 非常勤研究員
   マーケット分析WG 主査

15:15-16:00

沖縄県のOSSを活用したITビジネス強化の取り組み

講師:兼村 光

   株式会社OCC IT開発本部 OSSプロジェクト担当部長

16:15-17:00

Rubyで地域振興シンポジウム

講師:杉原 健司(島根県)
   中島 賢一(福岡県)
   佐藤 弘人(三鷹市/コミュニティ・クリエイション)

担当:しまねOSS協議会

 

pdficon開催概要とタイムテーブルの印刷(PDF/200KB)